私の中でのピンタレスト (Pinterest)は、「オシャレ&デザイン情報収集ツール」だ。
おしゃれレベルが異常に高い海外のオシャレマンたちのファッションを参考にしたり。
かっこいいクルマやバイクのカスタマイズ写真が出てくるように、「オシャレ&デザイン専門」として活用している。
自分で付ける「いいね」や、自分で作る「リスト」もオシャレ&デザインがらみ “だけ” にしているので、必然的に「あなたへのオススメ」みたいなのもオシャレ&デザイン情報が出てきていた。
ところが最近!
定期的にピンタレストから「いいセンスしてますね!」と微妙に上から目線で失礼な誘導メールが届くのであるが、それはそれで少し問題であると思ったりもするがこの際ひとまず置いておいて、このところ彼らのチョイスが崩壊し始めているのである。
たとえばこうだ。
見たくもない芸能のネタや、ゲスい下世話なネタをオススメしてくるようになったのだ。
そんなものを私はピンタレストに求めていないのに。
メールだけでなく、ピンタレストのアプリを開いてもそれは同じ。
芸能ネタ。
本当にゲスい芸能ネタを、ちょいちょいとオシャレ&デザイン情報に紛れさせてくるのである。
おそらく少しでも目を引くネタを紛れさせて、なんとかピンタレストも生命維持を図っているのだと思われるけども、なんだかな〜と思う。
まるで健康的な食事を捨て、エナジードリンクだけで乗り切ろうとしているような。
ピンタレストのみならず、WEBメディアや動画メディア、SNS含むインターネット全体が、「劇薬」まみれで麻痺しているような感じがする。
崩壊寸前の地球みたいになっている。
各所で絶望的な声も聞こえてくる。
けど私はチャンスととらえる。
44年生きてきて、出版不況を含む様々な絶望は文字通り死ぬほど体験してきた。
怖くはない。
あきらめない。
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