アップル「Apple Vision Pro」2024年末で生産中止か? なるニュースが流れてきた。
ASCII.jp:アップル「Apple Vision Pro」2024年末で生産中止か
思ったほど普及しなかったからだろう。
また、本体価格が死ぬほど高いってのもある。
※ 59万9,800円(税込)から。
今後は、安価なモデルを作るとか書いてあったけども、私は思う。
たぶんそれも、そこまで売れないだろうと。
よほど安くしないと厳しいだろうと。
Apple Vision Proは高すぎるのが最大のネックだと思われるが、そうでなくても、10万円以下で揃えられるソニーのPSVRやMETA社のMeta Questなど、これまたそこまで浸透していない。
それはなぜか。
たぶんだが、体験記とか感想とかが、「幻覚系ドラッグにキマった人の手記」にしか見えないからだと思う。
「すごい! すごい!」と熱を込めて書いてあるけど、熱がこもってればこもっているほど記事の「ガンギマリ度」は増して感じる。
私自身、PSVRや Meta Quest (Oculus)などを実際に使い、遊び、いくつか記事を書いたこともあるが、いつも「伝わらないなぁ」と思っていた。
私はVRでスゴい体験をした。
本当にスゴイ。
これぞ未来だと思った。
でも、いくら「スゴイスゴイ」と伝えても、読者 (非体験者)には、そのスゴイ光景が見えていない。
そして、それを画像で見せることはできない。
さらに、それを言葉で表現すると、ほとんど「ビジョン」みたいな表現になり、ドラッグにキマった人のたわごとにしか見えなくなる。
陳腐な言葉で表現できるほど単純な感動ではない。
本当にそれは「体験」であり。
こうなるとますますガンギマリ日記みたいになってゆき……。
それゆえ「それなら買ってみようかな」とならないのではないか? と思うのだ。
「Apple Vision Pro」が日本でも発売されるとなった時、とあるガジェットメディアの知人に「どう思う?」と意見を求められた。
私はその時点で上記と同じ説明をし、「たぶん何も伝わらないと思うし、あの価格では売れないとも思う」とアドバイスした。
その通りになった。
おそらく後継機種を売るためには、10万切りは絶対。
できたら6〜8万円。
そしてVRを本気で普及させたいなら「エロがすごい」とか、わかりやすいウリが必要だと思う。
モザイクのある日本では、ますます難しい話だと思うけども。
※↓参照
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