ストウブ (STAUB)の鍋を手に入れた時から、「いつか絶対に無水カレーを作るんだ」と決意していた。
今日、我が家のストックルームを整理していたところ、賞味期限ギリギリのカレールーを発掘。
時は来た。
それだけだ。
新規に用意したのは、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、牛肉あたり。
カットトマトはウチにあるものを使った。
なお無水カレーの作り方は、いくつかのレシピを見て特徴を覚えた。
だいたいが「タマネギなどを煮て、トマトと具材を入れて煮て、最後にカレールー」みたいな感じ。
それにならって、タマネギ1つはみじんぎり。
もうタマネギ半玉はくし切り。
にんじん一本は、食べやすい大きさにカットして、
オリーブオイルを敷いたストウブの鍋に入れて極弱火で炒める。
んで、蓋をして25分。
その間にジャガイモも皮を剥いて切っておこう。
途中、一回くらい様子を見てかき混ぜたりする。
25分もすると、やや焦げ始める。
20分でも良いかもしれない。
あとは、カットトマトと、ジャガイモと、牛肉を入れる。
あと、チューブのニンニクとショウガもチラッと入れた。
そして弱火で25分ほと煮詰めると……
わお!
けっこう水分が出てるよ〜!
んで、ここにカレールーを溶かして、もう10分ほど超絶獄弱火で温めたら……
完成となります。
ほおおおお!
これが無水カレー……!
さすがにドロっというか、ゴロッというか。
余計な水分は、ほぼない。
して、お味は……!
まずいわけなかろう。
うまい。
超うまい。
というか、これまでのカレーの概念を超越した、「何か違うカレー」になってる気がした。
それこそ、どこかの行列のできる有名店のカレーみたいな。
うまみ爆弾というか。
「うまみの逃げ場がまるでなかった、うまみ地獄のカレーライス」みたいな。
すごいねこれ。
こんなカレーになっちゃうんだね。
いや、これはカレーなのか?
カレーなのだろうけど、ほんと、今まで食べてきたカレーとは全く違うカレーだった。
家カレーでもないしスパイスカレーでもない。
まさに「無水カレー」というジャンルの食べ物だった。
ストウブ料理、奥深し。
まだまだ、いろんなものを作ってみたい。
全てにおいて、違う味になっちゃう気がする。