バルミューダフォンをメルカリに出したらマッハで売れた。
ある意味では予定通り。
実はこうなることも考えてバルミューダフォンをチョイスしていたのだ。
そもそも私がいくらでバルミューダフォンを買ったのかというと、
22500円。
では、いくらで売ったのかというと、
22500円。
つまり、送料と手数料しか損をしてない。
Androidの世界を少し覗けて、話題のバルミューダフォンをいじくって何かを感じ、さらにブログのネタにもなり……として考えたら損をしてないどころか、得しかしてない。
もう一つ同じような例をあげると、
この写真を撮ったのは遠い昔の2011年。
左下の黄色い自転車 (Panasonic EZ)は私のモノで、10年チョイほど激しく乗り倒し、2年前にメルカリに出した。
40000円で出して、秒で売れた。
メルカリすげえ。きょう自転車出品して、きょう売れて、今日引き渡せた - 羽鳥商店
10年も乗ってる自転車なのに、40000円で即売れだったのだ。
急がないでじっくり売ったら、もしかしたら50000円や60000円でも売れたかもしれない。
バルミューダフォンも、パナソニックEZも、なぜ即売れしたのかと言えば、有名かつ良質なモノだからだと思う。
つまり価値のあるモノだからだと思う。
もしも私があの時セコって、仕事ためのAndroidを「無名メーカーの安いやつ」にしてたら、22500円で即売れはしていなかったと思う。
いろいろ話題のバルミューダフォンだから22500円で売れたのだ。
同じく自転車も、元から安い「無名メーカーの安いやつ」だとしたら、40000円どころか10000円でも売れず、「ジモティー」もしくは、廃棄料を払って処分するハメになっていたことだろう。
こんな感じで、「たとえ買値は高価であっても、有名かつ良質なモノを買った方が結果的に安くなる」のだ。
安くなるどころか、得する場合さえある。
なので、私が本気でモノを買う時は、もしも不要になった時に売れるかどうかも、頭の隅では考えている。
たとえば、目的は同じ商品があったとして。
高品質で高寿命な一流メーカーの商品が10万円。
品質も寿命も普通な無名メーカーの商品が5万円なら、私は迷わず10万円を選ぶ。
1年後。
10万円の方は有名だから6万円で売れるかもしれない。
一方、5万円の方は無名だから1000円でも売れないかもしれない。
どちらが得か。
高い方だ。
つまりは、高い方は「財産」になり、安い方は「ゴミ」になったのである。
最近は、洋服や靴などでも、この考え方を反映させた買い方にしている。
万が一の時に売れるかどうか。
万が一の時が来なかったらとしても、品質が良いので使っていて気分が良い。
どう転んでも、高い方が得なのだ。
今後も、そのモノの「真の価値」を見極めて買うようにしたい。