ついにこの納豆を……感もある。
実は避けていた。
苦手意識があったからだ。
でも、何事も経験。
食べてみなきゃわからない。
しかも、なにげに私のまわり、この商品を食べている友人が多数いることが判明。
なんなら納豆の話をした人の半分近くは、この納豆を食べていたほど……!
おそるべき売れ方。
しかしながら。
私のまわりの残り半分は、「これは無理だった」と拒否反応。
つまるところ、おもしろいように賛否両論。
私はどちらに転ぶのか。
ということで……満を侍して、ミツカン「金のつぶ たまご醤油たれ」を食べてみた!
スーパー西友での価格は3パック税込106円。
というか、意識して見て回ると、この商品、本当にどこのお店にも置いてあることがわかった。
スーパーにもコンビニにも。
ビックリするくらいに、どこにでも置かれている。
それだけ売れているということだろう。
ウリはもちろん「たまご醤油たれ」であろう。
「たまごかけご飯のような食感!」というのが人気の秘密であると見た。
だが、それこそが私が苦手である理由。
遠い昔、このような商品をレビューしたことがある。
※↓参照
【リアル】カルディの『卵のいらない卵かけご飯の素』で卵かけごはんを作ってみた結果… | ロケットニュース24
たぶん、これと近いのではないかと。
それだったらチョット……みたいな、軽いトラウマがあったのだ。
だから避けていたのだ。
もうこちらの商品は、納豆の豆勝負ではなくタレ勝負であると思う。
パッケージは普通。
これだな……!
豆も普通。
特筆すべきことは何もない。
ステアリング(納豆をかき混ぜた時の重さ)も普通。
わりとすぐにエアリー(泡っぽくなる)になる納豆だ。
ちなみに、過去に私と2回も対戦したほど運命の宿敵でもあるアマチュアキックボクサーは「小粒で粘りがソフトなところと、泡立ちが良いところが好き」と言っていた。
しかし、タレをかけると……って、このタレ!
まさにアレっぽい!
あらためて書くと↓
【リアル】カルディの『卵のいらない卵かけご飯の素』で卵かけごはんを作ってみた結果… | ロケットニュース24
これっぽい!
すっごい量。
ちなみに、私の通っているキックボクシングのジムのトレーナーさん(プロのキックボクサーでもある)は「タレが多いので半分にして食べてます」と言っていた。
すっごいシャバシャバ。
しかし、私の通っている美容院の担当さん(カリスマ美容師)いわく、「このシャバシャバな感じが好きで」と言っていた。
本当に、みな、それぞれの好みがある。
というか、本当に、本当に、私のまわり、みんなこれを食べている。
ビビるほど、みんなコレ。
ネギ入れて……
1日目はこのまま食べた。
で、今回は感想の前に、すべての画像を出しちゃう。
2日目は、
タレ半分にしつつ、
卵黄を落として食べた。
3日目は、
タレ半分&別途カラシも添えて、
さらにタマゴも落として食べた。
ここから感想──。
これは売れるよ。
売れる。
売れるに決まってるほど革命的な商品。
そして賛否両論になるのもわかる。
昨日見てきたから言うわけではないが、まさに映画『君たちはどう生きるか』くらいに好き嫌いがキッパリとわかれる商品であると思った。
まず初日、卵黄なし、タレ全開のノーマル状態で感じたのは、まさにこれは完全に「納豆+たまごかけごはん」であるな、と。
私はあまり好きではないが、醤油を入れる入れないどちらでも良いが、といた卵を納豆ご飯にぶっかけたような、そんな「シャバシャバ系納豆たまごかけごはん」がそこにはあった。
もうこの時点ですごいと思う。
単純にすごい。
革命的にすごい。
また、シャバシャバにはなるが、決して「辛い」とかは感じなかった。
私がかつて経験した↓
【リアル】カルディの『卵のいらない卵かけご飯の素』で卵かけごはんを作ってみた結果… | ロケットニュース24
↑これよりも進化した「たまごかけごはんのもと」になっていた。
その技術力に、うなる。
2日目は、タレ半分に卵黄おとし。
これがとんでもないことになってしまった。
ちょっとチート的(ズル的)に美味いのだ。
「卵かけかごはん感」が抜け、本物の卵黄の美味しさに加え、 “追い風” 的に「擬似的たまごかけごはんの味」が覆い被さる。
単なる波動拳ではなく、ファイヤー波動拳のような。
反則的に、美味さしかない。
やや作られた美味さではあると思うが、「それはそれでよし」という人ならハマってしまうことだろう。
さらに3日目。
タレ半分の、カラシ入れの卵黄おとしチューニング。
これはもう完全にジャストミート。
たぶんこれは作られた美味さなのである。
まぼろし的な。
実際にたまごがないのにたまごがあるように思えるのだから、本当にまぼろしなのかもしれないし。
とにかく「たまご醤油たれ」がヤバすぎるのだ。
「美味さのラリアット」というか。
美味さの波がドーンとくる。
そしてそれは、クセになる。
3日目ともなると、そんな波を待つ自分がいた。
「波の出るプール」の最前線で波を待つ中学生男子ような感じで……。
──てな感じで、「各々で独自のチューニングしたら本当にスゴイことになる納豆」だなと思った。
ただ、好き嫌いがはっきり分かれる納豆であることは間違いない。
無理な人は無理。
しかし、好きとなったら離さない。
売れているのも納得である。
当の私は、あまり「作られすぎた美味さ」が得意ではないので(たまにならいいけど)毎日コレにしようとは思わないが、実に良い経験をしたと思う。
年1くらいで食べたい納豆かな。
年1ペースでラーメン二郎を食べたくなるような……そんな感じになりそう。
てな感じで、次の納豆は、
こちらも満を侍しての登場!
過去に一度食べたことあるけど……久々に食べる成城石井はどう感じるのか?
なお、過去に食べた時は、ロケットニュースの記事にもしている。
↓
成城石井に売ってる『成城石井の納豆』を食べて感じた “神の存在” と3つの衝撃 | ロケットニュース24
それではまた3パック後に!
【これまでの納豆の旅】
※()内は1パックあたりの価格
※出発地(基準):タカノフーズ「おかめ納豆」(31円)
- ミツカン「くめ納豆」(38円)
- ミツカン「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」(38円)
- オーサト「雪誉」(38円)
- 西友「北海道小粒納豆」(46円)
- 保谷納豆「国産極小粒納豆」(60円)
- タカノフーズ「山わさび納豆」(38円)
- コープ(ヤマダフーズ)「北海道産大豆 小粒納豆」(38円)
- 7プレミアム(あづま食品)「極小粒納豆」(35円)
- ミツカン「金のつぶ 厳選大豆 国産小粒納豆」(35円)
- タカノフーズ「すごい納豆S-903」(57円)
- タカノフーズ「旨味 まろやか昆布だし」(39円)
- ヤマダフーズ「もっちりプチプチ もち麦納豆(極小粒)」(53円)
- 牛若納豆「すず丸 極小粒納豆」(65円)
- こいしや食品「平家納豆」(75円)
- あづま食品「有機そだち」(64円)
- ミツカン「金のつぶ 麹の旨み」(42円)
- 保谷納豆「炭火納豆」(87円)
- ミツカン「金のつぶ たまご醤油たれ」(35円)