羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

【ふるさと納税記】高知県黒潮町「明神水産 わら焼き戻りかつおの塩たたき3節セット(税込10000円)」の感想と反省点

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は「かつお一本釣り」が好きである。

やるのではなく、やってる人たちが好きなのだ。

きっかけはNHKの『プロフェッショナル』。

何年にも渡り「全国近海鰹一本釣り漁船漁獲高第1位」を獲得しまくってる “神” みたいな船長がいて。

その名を「明神 学武(なまぶ)」といい。

彼が操っているのが「第83佐賀明神丸」という一本釣り漁船で。

※↓参照

佐賀明神丸船団データベース | 明神水産株式会社

 

あまりにも感動して、何度も観た。

間違いなく30回以上は観ている。

焼津の前田さん(お魚屋さん)とタメはるくらい観まくった。

 

なぜかというと、かつお一本釣り漁船がやっていることが、私らがやっていること(ネットニュース)と根本的には近いような気がしてならないからだ。

 

 

魚群を探して。

かといって、他の漁船とは群れず。

群れたら一番にはなられない。

誰も見つけていない場所を見つけたら一番になれる。

勝負するためには、一か八かの賭けの連続。

ボウズだったら金も稼げず。

経験と勘がモノを言う世界。

 

 

本当に似ているなと思い、何度も観ては、今の仕事に活かせられそうなところは参考にして。

よく私がロケットニュース24編集部を「船」や、ネットの世界を「海」に例えるのは、まぎれもなく明神丸の影響である。

 

 

──と、あまりにも思い入れが強過ぎて以上に長い前フリになってしまったが、そんな明神丸を有する「明神水産」の「かつお」がふるさと納税に出ていたとなればポチらないわけにはいくまい。

 

 

商品としてはコレ。


 

 

 

そして来たのが……

 


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こちら!


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おおおおおおお!


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このかつおが明神丸(佐賀明神丸船団)で釣れたかつおだと思うと早くも胸アツ。


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そうなんだ、塩で食べるんだ!


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食べ方は簡単。


f:id:gohatori:20230903185046j:image流水解凍している最中、


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付属の調味料をチェック。


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あーっ!

海洋深層水!

 

すごい昔、この海洋深層水を取材するためだけに高知まで行ったことある!

そんで、かつおを食べまくった!

 

半島的なところの先端あたりから、ぐるりと市内まで戻る感じで、いろんなところで食べまくった。

そしたら結局、駅前の店が1番うまかった(笑)

※↓参照(ここ本当に美味しいから高知行くなら絶対に行ってみて!)

高知で「鰹のたたき」で迷ったらとりあえず「ひろめ市場」の『やいろ亭』に行け! 高知1番はダテじゃないッ!! | ロケットニュース24

 

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んで、流水解凍も出来たと思うけど、私はさらに……


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軽くあぶってみた。

 

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いい感じでござる……!

 

 

そして、あとは切って終わりなのだが……

 


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なんか上手くいかないんだよなぁ……。

まぐろ(中トロ)の時と同じく、思い通りに切れない。

 

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それでもなんとか盛り付けて、塩をふって……


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ごちそうやん!

 


んで、ワクワクしながら食べてみたところ……

 


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うまい!


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うまい!

 

 

……のだが!

 

 

やっぱりね、私の切り方がよくないのか、“劇的に美味しい” わけではないのだ。

もちろんまずくはないし、普通に美味しい。

そう、“普通に美味しい” どまりなのである。

 

 

絶対にこれ、私の切り方がビミョーに良くないのだと思う。

最もかつおを美味しく味わえる厚さみたいなのがあるんだと思う。

説明書には1cmって書いてあったけど、私は安定して切れず、厚みもバラバラ。

 

せっかくの明神丸が……と、自分のテクの無さを恨み、少し泣いた。

 

 

で、こちらも中トロの時と同じように、もうこれ以上「生」で食べるのはどうなのかな……と思い、あまったかつおは、

 


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お酒とかでボイルして、


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味付けしてフレークにして、


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けっこう長く保存もきくので冷蔵庫へ。

 

 

んで、腹が減った時に……

 



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茶漬けとして食べていたのだが、これが劇的に美味かった……!


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もう、ほんと、せっかく新鮮なかつおを送ってくれた明神丸には申し訳ないのだけれど、このフレーク茶漬けが泣くほど美味しかったのである。

 

 

さらに、のこり2本のかつおは……

 

 


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うち1本は、お得意の自家製のツナに。



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こんな感じになって、


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こんなのを、


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ツナマヨごはんでワシワシっと!

これまた美味い!

 

 

……が!

 

 


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最高に美味しいツナの食べ方は、ごはんではなく……


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細かくして、


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タマネギと混ぜて……


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サンドイッチ用のツナ」にして……


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食パンにドン。


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ホットサンド!



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こんな美味いものありますか……。

 

というか、すごい贅沢。

明神丸のかつおで「ホットツナサンド」やるなんて冒涜に近い贅沢。

でも、やっぱり生で食べるなら「切り」の腕も磨かないとな……となったのであった。

 

なお、のこり1本のかつおも、最終的にはフレークにした。

フレーク茶漬け、激ウマすぎるから。

 

また、もうひとつ思ったのは、「結局こうして加工してしまうのであれば、なにも明神丸のかつおでなくてもいいか」ということ。

もっと適当なかつおでもよかったかもしれない。

 

明神丸のかつおは、柳刃を買った今、もう少し修行して、腕に自信がついたら、あらためて注文してみたいと思う。

 

ふるさと納税記

コレ↓