勝手に、都合よく解釈したりします。
たとえばファイヤー。
金貯めて若くしてリタイヤとかではなく。
大仁田厚のファイヤー。
よくバカにされたりもするファイヤーのほう。
でもね。
私はこういう意味だと思っているんです。
「あえて火の中へ突っ込め」──。
「危ない橋を渡れ」と同じような意味の。
「虎穴をいらずんば」みたいな意味の。
つまり「リスク冒さなきゃ勝ち取れないよ」という意味でもあり。
はたまた「自らを極限の状態に持っていけ」みたいな。
いずれにしても「根性」みたいな。
そういう意味の「ファイヤー」なのではないかと勝手に解釈しているわけです。
だって考えてみてください。
大仁田厚。
火の中に突っ込むようなことするじゃないですか。
実際に火の中に突っ込んだりしてましたし。
そもそも日本初のファイヤーデスマッチ、たしか大仁田 (FMW)ですから。
4人タッグなのに4人とも酸欠になって逃げ出したという伝説のファイヤーデスマッチ。
そう考えるとね。
大仁田が言うファイヤーは、やはり「火の中に突っ込め」しか考えられないのですよ。
「気合い見せますんでよろしく」みたいな意味合いもありで。
実はメチャメチャ深い意味があるんですよ。
たぶん大仁田厚にこのことを伝えたら「違うよ」と言うと思うんですけども。
それでいいんです。
勝手に解釈とは、そういうものです。
ファイヤー。
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