私はかなり360度カメラ「Insta360」シリーズを使いこなしている方だと思う。
今現在の相棒は1つ前のモデル『insta360 ONE X2』。
大一番の時は絶対に手放せない武器。
特に海外には必ず持参する。
んで、実はそんなinsta360を固定する自撮り棒も、これまで本当に数々の種類を試してきたので、今現在 生き残っている3種類の棒について書き残しておく。
まず最初に、一覧表を作ったのでそれを載せておこう。
種類 重さ 通常の長さ 伸ばした長さ
ノーマル 169g 約28センチ 約94センチ
旧式3m棒 198g 約55センチ 約3メートル
伸縮3m 360g 約36センチ 約3メートル
それぞれに一長一短がある。
以下に解説していこう。
・オフィシャル品
まずはオフィシャル品のコレ。
重さは169g。
できればこのくらいの重さにとどめておきたい。
通常の長さは約28センチ。
このくらいの長さがちょうど良い。
というのも、この先にinsta360がくっつくわけで。
これ以上長いと、バックパックの横ポッケにぶっさすとき、けっこう取り出しにくかったり、違和感が生じるのだ。
その点、この標準棒はすべておいて「ちょうどいい」。
「さすがは標準」といったバランスなのだ。
ただ、ひとつだけ「もう少し欲しい」と思うのが……
伸ばした時の長さである。
約94センチ。
これだけの長さがあれば、かなり「遠くの方(上の方)から撮った画」にはなる。
でも、3メートル棒を体験してしまうと、「もう少し……」となってしまうのだ。
▼オフィシャル品参考使用例
・旧式3m棒
続いては、けっこう昔のタイプの3メートル棒。
重さは198gと好成績。
重いとは思わない。
ただ、
伸ばさない状態で55センチもあるのは、けっこうしんどい。
ある国の税関では「この長い棒はなんだ?」と怪しまれたこともある。
「自撮り棒だよ」と答えると「これが自撮り棒……」と、物珍しそうにケースから出して眺めていた。
また海外の取材時、ショルダーバッグなどの軽装でこの棒も持ち歩くとなると、まるで「腰に刀をさしているサムライ」みたいな状態になって、けっこうハズい。
しかしながら、「伸ばした時の3メートル」の凄まじさは特筆すべきものがある。
よって、「もしかしたら超俯瞰(ふかん)の画が欲しくなるかもしれない」となって、少し無理してでも持ち歩くことになるのだ。
▼旧式3m参考使用例
んで、最後の棒は、そんな3メートル棒の弱点を見事に克服した、いま最もスタンダートな3メートル棒のスタイル。
なにがすごいって、とても小さく縮むのだ。
しかし……
・伸縮式3m棒
まず360gもあるのは、けっこうシンドい。
相当にシンドい。
伸ばした時の安定感はあるのだけれど、最長まで伸ばさないで、適度な長さで使う時の「普通の距離の撮影なのに、なんでこんなに重いんだ感」は泣きたくなるほどのストレスになる。
ちなみに縮ませた時の長さは、
約36センチ。
3メートルの棒が36センチまで小さくなるのは奇跡的。
なお、3メートルに伸ばした時の安定感(ブレのなさ)は、旧式の3m棒(約55センチ)よりもしっかりしていると個人的には思う。
旧式の方は、まさに「釣り用の竿」みたいな感じで、かなり風に吹かれてブラブラと震えるのだ。
▼伸縮3m参考使用例
ああ、そうだ。
あともうひとつ、この伸縮式3m棒には致命的な弱点がある。
それこそが……
太さである。
約3.5センチの太さの棒をずっと握っているのは、けっこうしんどい。
ほんっとに、すべてが一長一短なのである。
ちなみに私は、また新たに
↓
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こちらの商品を買ってみた。
通常は25センチで、伸ばしたら131センチ。
そして重さは135g。
これはけっこう理想的なのではないだろうか?
あらためて表にしてみると、
種類 重さ 通常の長さ 伸ばした長さ
ノーマル 169g 約28センチ 約94センチ
旧式3m棒 198g 約55センチ 約3メートル
伸縮3m 360g 約36センチ 約3メートル
新購入品 135g 約25センチ 約131センチ
こんな感じで、仕事に使う道具は、常に「より良い環境(楽な環境)にならないか」と地味なアップデートを繰り返している。
もしも良い棒だったら、また当ブログにてお知らせしたい。
こんなニッチすぎるネタを堂々と気軽に投稿できるのが個人ブログの楽しさだ。
ちなみに価格は2280円。
あした届く。ワクワク。
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