スラムダンクは好きだった。
単行本も持っていた。
「あきらめたらそこで試合終了」とかジーンときた。
単行本も10冊以上は持っていたけど、どこかで「フッ」と離脱してしまった。
飽きてしまったのだ。
「あきたらそこで購読終了」になってしまったのだ。
そのことを知人たちに話すと驚かれる。
「意味がわからない」
「いくらなんでも飽きっぽすぎる」
「どこで離脱するポイントがあるのか逆に知りたい」
みたいなことをよく言われるけど、事実として、どっかで飽きた。
どこなのかは覚えていない。
空のペットボトルをガンガン叩いて応援してたシーンは覚えているけど──。
ともあれ、私の「スラムダンク歴」はそのくらい。
単行本は10冊以上持っていたけど、どこかで離脱して最後まで読んでいないので、最後がどうなったのかも知らない。
そんな私が、あのヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観たらどう思うのか。
どう感じるのか。
Netflixを眺めていたら配信されていたので、ちょうど良い機会だなと試しに観てみることにした。
もしかしたら私のスラムダンク熱が再燃するかもしれないと期待もしつつ。
その結果……
4分で飽きてしまった。
結局、この映画がどうだったのかは、わからない。
夏っぽいシーンだけは覚えているけど、もうその4分間の内容すら忘れている。
たぶん私、昔からスラムダンクと相性は良くないのだと思う。
嫌いではないのだけれど。
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