どんなことでも知ってるGoogle。
いや、すべてのことを「把握されてる」と言うべきか。
ともかく、Googleアプリを開くと、自分に合った (とGoogleが判断した)記事が表示される。
自分にまったく合っていない、たとえばゴルフの記事とがが出てきたら「ゴルフに興味がない」とGoogleに教えればOK。
次からはゴルフの記事が表示されなくなる。
そんなことをしていたら、私のGoogleおすすめニュースは、「メシ」「海外」「IT」「ガジェット」「AI」が主に表示されるようになった。
もちろんロケットニュースの記事も多い。
そんななか……
「毎日がつまらない」人はスマートフォンを断ちなさい:日経ビジネス電子版
最近なぜかGoogleは、私に上記の日経ビジネス記事を何度も何度もオススメしてきたのである。
特に「興味がある、ない」の反応はせずスルーしていたのだが、何日にも渡り何度も何度も。
ここまでしつこくひとつの記事が表示されたことは初めての経験。
まるでGoogleが「絶対に読めよ、絶対に」と言っているかのようだった。
明確な意志を感じた。
何回目かに表示された時、意を決して読んでみた。
別に「毎日がつまらない」なんて思ってはいないが、そこまで言うなら……と読んでみた。
そしたら、わりと良いことが書いてあった。
どんなことが書いてあるのか興味のある人は、実際に記事を読んで欲しいのだが、私が常々思っていたことが書いてあった。
そうそう、そうなんだよね。
そうなのよ、と言う感じで。
つい最近、上記の記事に近い「スマホ断ち」の体験をしたことがある。
ほんのひとときだけの「ノースマホ」だったが、それはそれは新鮮な時間だった。
今でも、その時の空気がハッキリと心に残っている。
いつか、あらためて記事にしたい。
あらゆることを把握しているGoogleが、私に何度も何度も伝えようとしたことは「スマホ断ち」だった。
私が極度のスマホ依存であることを、Googleはわかっていたのかもしれない。
「今のままだと壊れるぞ!」と。
すでに何かが壊れているような気もするが、仕事でもあるので、そう簡単にスマホから離れることはできない。
気を張って、自分をコントロールし続けるしかない。
いつの日か、「すぐにスマホに手が伸びる」なんてことはせず、そっとスマホを遠くに置いて、すべての情報も連絡もシャットアウトした時間を過ごしてみたい。
デジタル断食 (デトックス)みたいな日々を。