またあった!
また増えてる!
なんでこんなに……?
とにかく都内における街中の電動キックボード普及率には驚くばかりであるが、そんなに世の中は電動キックボードを求めているのだろうか。
もしも求められているのなら、私は「世間とズレている」ということになる。
このところ、体感的に感じる世の中とのズレ。
海の波に乗れず、さらにいつのまにか流されていて、皆が波待ちしている場所からは遥か遠くの海上で、ひとりプカプカと浮いている感覚。
それを考えると、レンタル電動キックボードLUUPは本当に世間に求められているのかもしれない。
こんだけ増えていたら、なんとなく「乗った方がいいのかなぁ」なんて気にもなってくる。
でもやっぱり、バイク乗りの私からしたら、こんなんで公道を走るなんて恐ろしすぎて無理! なのである。
まだ乗ってないので意見を言う立場ではないが、このタイヤの小ささと、そこまで機敏な舵取りができなさそうなキックボードという乗り物に、車がビュンビュン走る公道で乗ろうとするのは、やはり恐怖を感じるのだ。
「電動キックボード専用レーン」があれば話は別だが。
……って、なんか。
こんな勢いなら、そのうちそれもできそうな気もする……。
それほどまでの「何か大きな力」を感じる、都内におけるレンタル電動キックボードLUUPの普及率。
なぜここまでモーレツな勢いで増えているのか。
実際にLUUPを使ってる人、渋谷や原宿でしか見たことないのに。
私が見ていないだけで、実は道路はLUUPだらけだったりするのだろうか。
自転車のヘルメットが努力義務になる一方、電動キックボードは7月から免許不要になるのだという。
なんか矛盾してないか。
道路、どんどんカオスに向かっていないか。
そう思う私がズレてしまっているだけなのか。