最初にビフォーアフターを見せちゃいます。
こんなんなりました〜。
何があったのかというと、
いつも私が使ってるこのエプロン。
実は元々はカーチャンが使ってたやつで。
ちょうどカーチャンのあだ名が「大仁田」ってなったころに使ってた記憶があるから、もう軽く30年ほど前。
その後、私が高校卒業したくらいの時に、これメッチャ使いやすいな……と思い、申し訳ないけどカーチャンからパクった。
そのまま私が使い続け、今にいたる……というわけだ。
さすがに30年選手ともなると、
もうボロボロである。
もうじき、襟のところがパクッと開いちゃいそうな感じに。
穴も広がってきた。
この穴は、忘れもしない。
若い頃の私がエプロンしながら工作してたとき、カッターでブスっとやっちまったのだ。
脚も切れた。
痛かった。
あとは、
地味にここも裂けている。
最初は自分でチマチマと直そうかな〜とも思ったんだけど、忙しいし、大事なモノなので、
プロに任せることにした。
マジックミシン。
エプロンを見せて、軽く打ち合わせ。
「前襟ぐりやぶれ パイピングする」
「右前やぶれ 2箇所 ミシン刺し」
「左脇ほつれ」
この3つをやってもらうことに。
なお、価格は6050円。
んで、この前襟のところは、何か他の布を当てて直さないと無理とのことで。
マジックミシンさんに置いてある、なるべくこのエプロンに近い色の布でやってもらうことに。
その時、「うちにある布ではこれが限界で。もし、さらに近づけさせたいなら、ご自身で布を用意してもらって……」と言われたのだけれど、面倒なので「いや、それで大丈夫っす!」とGOサインを出してしまった。
……が。
ずっとモヤモヤしてて。
それでいいのかと。
ちょうどその頃、佐藤(英典)さんと、洋服の直しについて話してて。
佐藤さんは別の店で革ジャンをお願いしてるみたいで。
ちょうどタイミング同じく2人とも、「大事なものを直す」をやってて。
そんで、いろいろ話してるうちに、「適当はイカン」となって。
すぐにマジックミシンに駆け込んで、「もしもまだ着手してなかったら、やっぱり自分で布を用意しても良いでしょうか?」と相談して。
そしたら全然まだ大丈夫ですとのことで。
んで、その足でユザワヤに行って、
極力近い布を用意して、あらためてお願いしたってわけだ。
ちなみに布の価格は75円(10cm)だった。
たった100円以内。
少しの手間をかけるだけで自分が納得できるなら、そのほうがいいと。
この時の判断は本当に正解だったと思う。
そして数日後……
できました〜!\(^o^)/
やっぱ自分で布を用意してよかった……!
一番目立つところだから。
ここを適当に「近い色」にしてたら、使うたびに「あの時、めんどくさがって……」と後悔したはず。
あぶなかった〜!
「右前やぶれ 2箇所 ミシン刺し」も、このとおり。
裏返すと、
こんな感じになっています。
あとは、「左脇ほつれ」も、
見事に修復されていて、どちら側が破けていたのか分からないレベルにまで回復。
襟のところ、注目すれば「あ、色が少し違うな」ってなるけれど、
遠目からじゃ分からないでしょ?
6000円かかったけど、大満足の出来。
ここまできたら死ぬまで使いたい。
大事に、大事に、直して、直して。
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