なかなか本を読む時間がとれないけれど、最近ワクワクしているのが、この本をチラチラと少しずつ読み進めている時。
中溝康隆『起死回生 逆転プロ野球人生』って本が非常に痛快で面白いのである。
内容を簡単に説明すると、崖っぷちやチームをクビになったプロ野球選手たちが、その後あきらめることも腐ることもせず、しぶとくプレイヤーとしての自分にしがみつき、やがて花開いて大活躍……といった、実話の逆転ストーリー連発書である。
収録されている選手の数は30人。
まだ読んでいる最中なので内容をすべて把握しているわけではないが、数名読んだ時点で「これは間違いなく最後まで面白い!」と確信している。
なので早々に記録に残しておこうと思った次第。
ちなみに今は、おそらくこの本のメインなのかな……と思しき「野茂英雄」の回を読んでいる。
他の選手と比べてダントツに話が長いので、たぶん1番リキが入っている回かと思う。
少し読んでは、「いや、野茂の回は一気に読まなきゃダメだ」と最初から読み返し……時間がなくなって しおりセーブ。
後日、途中から読み返すも、「いや、野茂の回は一気に読まなきゃダメだ」と最初から読み返し……を繰り返し、野茂の序盤を3回以上も読んでいるのに全然先に進まない状態になっている。
※とっとと先に読み進めろ
もちろん野茂英雄の前に登場した数名のプロ野球選手の回もまた、短いながらも気合が入るイイ話。
あきらめちゃダメだ。
腐っちゃダメだ。
自分を信じろ。
そんな気持ちにさせてくれる、やる気みなぎる1冊。
しっかり時間を確保して、野茂英雄に挑みたい。
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