まじか。
なんなんだこの殺気は。
さっきなんて、斜め前のオッサンとその隣のおっさんで、吊革付近のエア領土争いが勃発。
腕だけでチャンバラの鍔迫り合い(つばぜりあい)みたいなことになってて、エスカレートしたら殺し合いになりそうだった。
ムエタイの首相撲練習くらいのバチバチ感あった。
何があっても証言できるように、事細かく観察してたけど、とりあえず何事も起きなかった。
その電車を降りる時も殺気みたいな雰囲気は相変わらずで、多少のタックルは当たり前。
それはまるで海外のサッカーみたいな。
紳士のスポーツじゃなかったんかい的な。
乗り換えたら多少はマシになったけど、この車内に充満するストレスの空気はんぱない。
うっかり着火したら一気に爆発しそうな臨界の空気が充満している。
いつも乗る電車(8:30)の満員っぷりも相当だなと思ってたけど、そんなの比じゃないくらいの戦国感。
たった30分違うだけで、こんなにも世界が違うものなのか。
やっと新宿についた。
ふぅ。