羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

しゃぶしゃぶ時の「ゴマだれ+おろしニンニク+ラー油」が美味すぎたのだが、今半には通用せず

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近のささやかな幸せは、立ちしゃぶ (立ったままキッチン前でしゃぶしゃぶすること)時の、新たなタレ。

 


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フォロワーの皆様が激推ししてくれた「ゴマだれ+おろしニンニク+ラー油」を試してみたところ……


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美味すぎる!

あまりにも美味すぎる。

なんなんだこのジャンクな感じというか。

パワフルというか。

ワンパクというか、とにかくすごいタレだぞこれは……!


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と、立ちしゃぶのたびに「ゴマだれ+おろしニンニク+ラー油」に感動していたのだが、ついにゴマだれが無くなってしまった。

 

そもそも、そのゴマだれが「甘すぎる!」とSNSでSOSしていたからこその皆様からのアドバイスであり、あの時「甘い!」と訴えてなければ、この魅惑のタレを一生味わうことがなかったと思うと、何事も「言っておくもの」だなと思う。

 

※参照↓コレ

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それはさておき、次なるゴマだれ。

ちょっと高級なスーパーに行ったら……


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なんと「今半」のゴマだれが売っていたので即ゲット!

今半といえば、高級なすき焼き&しゃぶしゃぶの、あの「今半 (いまはん)」である!

 

価格は忘れたけど、「さらに高級な今半のゴマだれ」も売っていた。

それは980円くらいで「おおっ!」となったけど、こちらは500円しないくらいだったかなぁ。

ともあれ、今半ブランドの安い方のゴマだれだ。


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なんか「蟹味噌」みたいな感じ。

ドロリと濃い。


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んで、まずはそのまま食べてみると……

 

!!

 

甘くない!!!

 

甘くないのである。

今まで何本かゴマだれを買ってきては「甘い!」とキーキー言っていたのだが、今半のは甘くないのだ。

 

そして、うまい!

さすがは今半。

妥協なき、緩みのない、真剣な「ゴマだれ」の味がする。


なので、ラー油を足すことなんてせず、そのまま美味しく食べられる。

 

「甘くないゴマだれもあるのか……」と知った43歳の夏であった。

 

 

 

しかし……

 

 


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あの味も食べたい……!


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ということで、少しもったいない気もしたが、まずはラー油だけを足してみた。

 

すると……。


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蛇足っ……!

完全なる蛇足感。

入れなくて良いものを入れてしまった感。

なんだか今半が怒っている気がした。

「味を壊すな!」と。

 

 

しかし、ここまできたら、もうやるしかない。

 

 


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にんにくおろしも追加して……


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食べてみたら……

 

 

そこには、もう、今半は、いなかった。

 

 

今田とか、今井とか、そーゆー苗字の人が関西地方で呼ばれるニックネームみたいな……

 

 

今はんが、そこにはいた。

 

 

誰だお前は感。

 

 

せっかくの今半が、あの由緒正しき今半が、「ラー油&にんにくおろし」なんてパンチ力ありすぎな相方をしたがえてしまったせいで、トリオ漫才コンビの「今はん」になってしまったのだ。

 

白衣&ネクタイ&料理帽のキチっとした料理人が今半だったとしたら、「うまいもんには詳しい食通のおっさん」みたいなのが今はん。

 

ま、まぁ、どちらもうまいのだけれど、「今半」のゴマだれで「おろしニンニク+ラー油」をするのは間違いというか、もったいない気がした。

 

甘くないゴマだれを探していた私だったが、「ゴマだれ+おろしニンニク+ラー油」用に、あえて甘い「ミツカンのごましゃぶ」をベンチ入りさせておくのも良いかもな……なんて思った。