タイにいる時、コンビニのアイス箱を覗いたら、グリコの「ジャイアントコーン」があった。
美味しそうなので買ってみて、さっそく説明通りに封を開けようとしたら……うまく開かない。
紙の質や、紙のつなぎ目などを見ても、そう簡単には「シャー」と開かない感じである。
しかし落ち着いてもいられない。
すでに中身は溶けかかっているのだ。
どうしたらいいのかと、あの手この手で開こうとする。
上の「十」のところを開こうにも上手くいかず。
その間にもアイスはどんどん溶けていく。
もう仕方ない。
パワープレイだ! とばかりに、強引にフードをめくるような勢いでフタを外すと、
なんとかなった。
トップのチョコは、まだ固かった。
美味しい……のだけれど、アイスの溶けるスピードが凄まじく、相変わらず一瞬の気も抜けない。
溶けて垂れてこないよう、早め早めに食をすすめる。
すると……
こうなってしまったのだが、ここから紙を剥がすのにまた一苦労。
なぜ名門グリコなのに、ここまで封を外すのに苦労するのか。
これが日本グリコとタイグリコの違いだったりするのだろうか。
結局、紙のカバーは外れないと判断し、逆さにしてスポッと三角コーンを救出。
最後まで美味しくいただけたのだが……だいぶせわしいジャイアントコーンだった。
|