今回の納豆は、いろいろと異例。
商品名は『水戸の納豆 うまいが一番!! 小粒』で、メーカーはオーサト。
過去に『雪誉』を取り上げたこともあるメーカーだ。
※↓参照
【納豆の旅】オーサト「雪誉(3パック税込116円)」を3日間食べた感想 - 羽鳥商店
価格は税込96円。
業務用の食品も扱う新宿三丁目のスーパーで発見、即購入した。
茨城、水戸。
本場からの使者であるが、なによりも今までと違うのは……
4パック!
連載初の4パック!
この「4パック」なのに「96円(税込)」なる価格設定から、「1食あたり24円」という当連載最安値をマークするに至った。
とはいえパッケージは普通である。
タレカラも普通で、
ビニールも普通なのだが……
予想以上にデカい!
「小粒」のはずなのに、中粒を通り越して大粒に感じる。
これで小粒なら、オーサトの大粒はどうなっちまうのだろうか。
そら豆くらいのサイズになっちゃうのでは……。
ステアリングも、ゴッツゴツのオフロード。
タレカラを入れてかき混ぜるも、
決してエレガントな感じはしない。
少なくとも「成城石井の納豆」とは対極の位置にあることは、食べる前からわかる。
というのも、ニオイもけっこう強いのだ。
これだけ私は納豆を毎日食べるくらいなのだから納豆のニオイなんて全然OKなのだが、苦手な人もいるだろう。
そんな納豆の香りが苦手な人なら1発KOしてしまうほどの「納豆のニオイ」が、この「水戸の納豆 うまいが一番!! 小粒」からは漂ってくる。
良くも悪くもワイルドというか。
ともあれ、いただきます!
んで、食べてみたら……
やっぱりデカい!(笑)
ゴツゴツと口の中に当たる豆。
それはまるで、岩場のよう。
大粒ファンなら良いかもだけど、小粒ファンなら絶対に「デカすぎる!」と思うこと請け合い。
味は、甘み一切ナシのキリリ系。
まぁ、うん、まずくはない。
「まぁ、納豆」という感じというか……。
で、4日間食べて思い出したことがある。
それは、昔よく会社から出前を頼んでいた、とある中華屋さんの「納豆チャーハン」に入っていた納豆の味に極めて近いということ。
あのチャーハンにも、「いかにも納豆!」が入っていた。
思えば、もしかしたら業務スーパーで売っているような「業務用納豆」だったのかも?
今回のオーサト「水戸の納豆 うまいが一番!! 小粒」も、価格も安いことだし、もしかしたら業務用に近い位置付けなのかも知れない。
なので、そのまま「納豆ごはん」で食べるのも良いけども、納豆チャーハンにしたり、いろいろな「納豆料理」に使うのが最も適した使い方なのでは……と思った次第だ。
念押しで書くが、「納豆好きな人なら全然大丈夫」だけど、「納豆が苦手なら人なら絶対に嫌がる納豆」がコレだと思う。
良くも悪くも、本当に「THE・ワイルド納豆」なのであった。
てな感じで、次の納豆は……
クィーンズ伊勢丹で買ったコレ!
それでは、また3パック後に!
【これまでの納豆の旅】
※()内は1パックあたりの価格
※出発地(基準):タカノフーズ「おかめ納豆」(31円)
- ミツカン「くめ納豆」(38円)
- ミツカン「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」(38円)
- オーサト「雪誉」(38円)
- 西友みなさまのお墨付き(タカノフーズ)「北海道小粒納豆」(46円)
- 保谷納豆「国産極小粒納豆」(60円)
- タカノフーズ「山わさび納豆」(38円)
- コープ(ヤマダフーズ)「北海道産大豆 小粒納豆」(38円)
- 7プレミアム(あづま食品)「極小粒納豆」(35円)
- ミツカン「金のつぶ 厳選大豆 国産小粒納豆」(35円)
- タカノフーズ「すごい納豆S-903」(57円)
- タカノフーズ「旨味 まろやか昆布だし」(39円)
- ヤマダフーズ「もっちりプチプチ もち麦納豆(極小粒)」(53円)
- 牛若納豆「すず丸 極小粒納豆」(65円)
- こいしや食品「平家納豆」(75円)
- あづま食品「有機そだち」(64円)
- ミツカン「金のつぶ 麹の旨み」(42円)
- 保谷納豆「炭火納豆」(87円)
- ミツカン「金のつぶ たまご醤油たれ」(35円)
- 日の出納豆製造所「成城石井の納豆」(89円)
- 笹沼吾郎商店「水戸天狗納豆」(146円)
- 野呂食品「鎌倉小粒」(124円)
- タカノフーズ「青じそ風味」(42円)
- だるま食品「国産小粒納豆 だるま納豆」(66円)
- 北海道はまなす食品「北海道納豆」(66円)
- 西友みなさまのお墨付き(タカノフーズ)「極小粒納豆」(28円)
- オーサト「水戸の納豆 うまいが一番!! 小粒」(24円)
|